デザインコマースのMONOCOがフジテレビと連携へーーフジ・スタートアップ・ベンチャーズからの出資も

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MONOCOで販売されている商品例

会員制のファッションアイテムを販売するMONOCOは9月13日、フジテレビ系列のスタートアップ向けファンド、フジ・スタートアップ・ベンチャーズからの出資を受け入れると発表した。

出資額などの詳細は非公開で、今後両社はテレビ番組での協業やオリジナル商品などの共同制作や販売などを計画するとしている。また、9月27日にはリアルショールームとなるMONOCO Showroomもオープンが予定されている。

MONOCOは順調に成長しているようだ。

MONOCO代表取締役の柿山丈博氏をインタビューしたのが(※リンク先はCNET JAPANでの取材記事)2012年の4月。FlutterScapeからの転換を模索してMONOCOを立上げたばかりの頃で、そこから約1年半の時間をかけて今年7月にはKDDIとの数億円規模と予想される業務資本提携にこぎ着けた。

以前この記事にも少し書いたが、MONOCOはイベント販売の手法で、提携するデザイナーの「大量生産の既製品でもない、しかしながら一品ものほどの敷居の高さもない」というポイントを突いた商品群を提供しているのが特徴だ。

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MONOCOで販売されている商品例

柿山氏に現在の状況を聞いたところ会員数は8万人に到達、売上はまだ非公開ながら、提携デザイナー数は国内外で1,100名、総取扱商品点数は5万点を超えたのだそうだ。スタート時には5名だった社員数も現在22名にまで拡大している。

今回のフジテレビとの連携もこういった基盤が整いつつある状況での展開のひとつなのだろう。ただ、柿山氏に具体的な協業の内容について聞いたがまだ検討中のものが多いとのことだった。

さておき、MONOCOにとってはお手本のような存在となるのが米Fabだ。こちらも先日、伊藤忠商事等から500万ドルの資金調達を経て2014年の日本上陸を計画中と発表している。少し古い情報だが、TechCrunchが昨年6月にCEOのJason Goldbergへインタビューした内容をみると、2012年の販売商品点数は180万点予想、売上は1億4000万ドルを目標にしているのだという。

KDDIに続いてフジテレビという大型のパートナーの後ろ盾を得て、MONOCOは今後どのような勝負をかけていくのだろうか。

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