クラウド請求書管理サービスのMisoca運営するスタンドファーム株式会社がインキュベイトファンドを引受先とする3,000万円の第三者割当増資を実施したことを発表した。
Misocaは、現在、8,000以上の事業者が登録しているクラウド請求書管理サービスだ。 見積書・請求書・納品書をブラウザ上で管理、編集することができ、オンラインで操作すると、Misocaが紙の請求書を印刷・郵送する郵送代行機能を提供する。
今回調達した資金をもとに、サービスの向上、人材の採用、サービスの機能拡充やマーケティングの強化を進めていくという。Misocaのサービスにおいては下記のテーマについて運営・開発に関するリソースが追加される予定だ。
- ・インバウンドマーケティングの実施
- ・ユーザエクスペリエンスの向上
- ・他サービスとのコラボレーション
- ・帳票の電子配信プラットフォーム化
マーケティングに必要な人材を採用し、これまでリーチ出来なかったユーザにサービスを利用してもらい、ユーザエクスペリエンスを向上させることで、既存のユーザの満足度を向上させる改善を実施していく。
さらには他社のWebサービスや、CRM、ERPソリューションなど、外部APIなどを用いたコラボレーションを進め、双方のサービスのユーザに価値提供を目指す。Misocaでは現在「MisocaのWeb請求書」というサービスをクローズドで運営している。
このサービスでは請求書に限らず、支払い明細書、領収書といった帳票・文書類を安価に電子配信する仕組みを提供しており、このサービスの拡充を実施していく。

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