アメリカのオンライン車予約サービス「Uber」、上海に展開後中国での拡大を加速

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アメリカのオンライン車予約サービスUberのアジアチームリーダーMartin Lee氏によると、同社は今後3ヶ月ごとに、中国国内1都市ずつサービスを展開していく予定だという(中国語記事)。Uberがサービスを開始した最初の中国の都市である上海のほか、北京や香港でも準備を進めている。

車の予約プラットフォームとして、Uberは現地タクシー会社との協力提携を結び、コミッションを共有している。Uberの車両は中国の平均的なタクシーよりもたいてい高級であり、BMW 7シリーズ、アウディA8、メルセデスSクラスなどを使用している。よって料金は普通のタクシーよりもはるかに高く、通常の2~3倍程度となっている。中国政府が今年初めに市場規制へ介入したことにより、上層市場をにらむ同社の市場戦略は、流行するタクシーアプリや政策リスクとの競争を回避している(中国語記事)。

上海での通常のタクシーの運賃が14元(2.27米ドル)に対して、Uberの最低運賃は7米ドルだ。Uberチームは中国元の受け入れ準備が整うまで、現行上海では米ドルのみの料金設定だ。

Uberは、以前ホテルにサービスを提供していたタクシー会社を通常のタクシー市場に参入するさせることによって、新たな市場を開拓できるだろう。しかし同社は短期的には中国本土の市場で利益を出すことができない。なぜなら、高級車の維持コストは通常のタクシーと比較してだいたい15~20倍になるからだ。だが、Uberは市場を獲得しようとわずか2~3倍に料金設定している。

Uberは8月下旬に、評価額35億米ドルでのGoogle Ventures、Texas Pacific Group、BenchmarkからのシリーズCラウンドの資金調達を発表している。現在Uberは世界41都市でサービスを展開している。アジア地域ではシンガポール、台北、ソウルの3都市だ。

中国におけるUberの主要なライバルは中国発のYongche(易到)Zuche(神州)で、両サービスはすでに中国全土でサービスを展開している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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