「週末なにする?」を解決してくれるアクティビティ予約「あそびゅー」がYahoo!トラベルと連携

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レジャー・遊び・体験の予約サイト|日本最大級のあそびゅー!

やはりアクティビティ(旅やあそび)関連のサービスがじわじわと動いている。

スカイダイビングやラフティングなど、アクティビティのオンライン予約「あそびゅー」を運営するカタリズムは10月18日、ヤフー提供の旅行サイト「Yahoo!トラベル」との連携を発表した。新たに開設されるのはYahoo!トラベル内の「レジャー体験予約」で、ユーザーはここからアクティビティの予約申込が可能になる。

あそびゅーのリリースは2013年4月。ユーザーは登録されている約1500件のアクティビティから、好きなものを選んで予約が可能になっている。マーケットプレース形式ではなく、あそびゅー側が選定した提携事業者の情報が掲載されており、予約に関してもあそびゅー側で管理運営しているのが特徴だ。現在提携社数は460社になる。

小澤隆生コミュニティ出身の起業家

さて、この一見するとどこかにありそうな予約サイト「あそびゅー」だが、運営メンバーが興味深い。なぜならあの小澤隆生氏が初期投資家として参加しているからだ。

小澤氏といえば創業したビズシークの楽天売却から球団設立を経験、個人投資家として先日大型増資を発表した「ごちクル」のスターフェスティバルにnanapi、TokyoOtakuMode、すごい豆まきと、数多くの起業家や事業育成、イベント立上げに励んでいる多才な人物だ。

最近では創業に関わったクロコス売却を機にヤフーで投資事業(YJキャピタル)やショッピング関連事業に携わるなど、さらに活動の範囲を広げている。

「サービスを立上げる時に友人を介して知り合ったんです。(私の)キャラが面白いねってことで小澤コミュニティ入りしました。ええ、事業アドバイスは頂きました。最悪どっかの会社でウォーターサーバー売ればいいからって言われて」。

そんな小澤氏との出会いを振り返るのは、あそびゅーを運営するカタリズム代表取締役の山野智久氏。リクルートでヒューマンリソース事業に携わり独立。「会社立上げて3年経過しました。成長産業を探していく中でいくつかのテーマを見つけて、その中で自分がバックパックやってたこともあって、旅行をやろうって決めたのが経緯です」。

リクルートといえば「じゃらん」など旅行関連の予約サービスは既にある。実際にこういったアクティビティものをやっては、という話もあったらしいのだが立ち消え。恐らく想像するに規模が小さいか、既存事業との食い合いがあらかたの原因だろう。

週末なにする?という課題解決

さて、先日紹介したPlayLifeをはじめ、国内外でアクティビティ関連のサービスは増えている。あそびゅーの差別化はどこにあるのだろうか。

「旅行ビジネスをやろう、と決めたんですがいまから宿泊予約の課題を解決するっていっても、あまり問題はなさそうだったんですね。それで100人にアンケートとってみると、『現地で何する』というのと『どこ行く』という部分は悩みがあるって分かったんです」(山野氏)。

しかし山野氏があそびゅーを立上げた頃(といっても数カ月前の話だが)レジャーを比較するサイトすらなく、ラフティングなどのニッチなレジャーは、個人事業者のような人たちが立上げたサイトをひとつひとつ見て回らなければならない状況だったらしい。

こういった週末などの時間に何をしたらいいか分からない、というニーズに気がついた山野氏はあそびゅーの準備にとりかかる。37社に営業をかけてサイトを立上げ、徐々に認知されるとサービスが動き出す。「今シーズン1000件いけばいいよね」と話していた予約件数は現在、5000件にまで伸びているそうだ。

「問い合わせとかをサポートデスクなどを設置しているんですが、問い合わせの内容が面白くって『来週3時間圏内で何かありますか?』というものと、『旅行先は決まっているので現地で何したらいいですか』という二つに分かれるんですね」。山野氏によれば、アクティビティはアウトドアだけでなく、人力車やリムジン、ヘリコプターなど小さな「あそび」から趣味、週末の習い事まで多種多様にあるという。

この話題はCyta.jpのサービスECに近い話かもしれない。今まで予約やオンラインでの購入が難しかった「体験販売」の世界だ。また、ニッチなカテゴリを攻める場合に課題の多い手数料ビジネスにも、「平均単価は2万4000円と宿泊予約よりも単価が高い」(山野氏)と、現在の状況を教えてくれた。

アクティビティ関連サービスはこの他にも話を聞いているものがあるので、今年から来年にかけて興味深いカテゴリになりつつある。

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