「Fancy」が日本で本格的に活動開始ーー2014年ソーシャルコマースは激しい領域となるか

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fancy_logoソーシャルコマースサービス「Fancy」が本格的に日本での展開を開始した。本日10月23日、Fancy上に大手百貨店・伊勢丹のオフィシャルページがオープンした。今回の伊勢丹の出店は、「FANCY」の日本における提携第一号となる。

Fancyは全世界に1,000万人の会員を持ち、IT企業経営者、世界中のセレブやファッション関係者などから支持と注目を集めているサービス。伊勢丹はこのソーシャルコマースを通じて、衣食住における独自性の高い商品を全世界に発信、販売する狙いだ。

今回、Fancyと三越伊勢丹ホールディングスとのコラボレーションをアレンジしたのはインスパイアとヒトメディア。両社は、Fancyを運営するThing Daemon, Inc.が実施した総額約60億円の第三者割当増資の一部を引き受け、出資を完了している。

fancyisetan

本格的に活動を始めたFancy

Fancyのポテンシャルについては、The Bridgeでも記事を執筆してくれている三橋ゆか里のブログでの記事をご覧頂きたい。

Pinterestよりヘビーに使われる”Fancy”の実力、リバースコマースを含むEコマースの進化版 | TechDoll.jp

そんなFancyが日本への上陸を始めたのは今年の3月ごろのことだ。当時、彼女がCNET Japanに執筆した記事が掲載されている。

「日本は一番サービスと親和性の高い国」–NY発のソーシャルコマース「Fancy」 – CNET Japan

その後、半年ほどの間に、Fancyは東京都の港区、渋谷区、中央区エリアからのオーダーに限り、正午までに購入した商品をその日の17時までに届ける当日配達サービス「Same Day Delivery Tokyo」の提供、Tumblrと提携し、Tumblr経由の商品購入で売上の10%を還元する機能「Fancy Anywhere」の提供などもスタートさせている。

また新たなデバイスとして登場が待たれているウェアラブルデバイスGoogle Glassのプラットフォームアプリ(映像下)の開発を開始したことを発表するなど、積極的に活動を行っている。

8月には米ソーシャルコマースサービス「Fab」が、伊藤忠商事から500万ドルの出資を受け、2014年に日本上陸を予定していることを報じた。今回のリリースにより、Fancyのほうがいち早く動きを見せた。2014年から日本に本格上陸するFabがどのような動きを見せるか、日本国内のソーシャルコマース系サービスがどう次のステップを踏み出すのか。2014年はソーシャルコマースにまた注目が集まるかもしれない。

どれだけ日本のユーザーがソーシャルコマースで購入するようになるかということを含めて、ウォッチしていきたい。