配送時間を劇的に短縮、Flirteyの無人飛行機がオーストラリアの学生にZookalの教科書を配達予定

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教科書レンタルサイトのZookalが、Flirteyの無人飛行機(ドローン)を使ってオーストラリアの学生に荷物を届ける予定だ。これにより、配達時間が短縮されるという。

オーストラリアの教科書レンタルサイトZookalは、教科書の配達に商用の無人飛行機サービスを提供するFlirteyと業務提携を結び、独自の教科書配達戦略をとることを発表した。2社の業務提携は、世界初の完全自動化された商用無人飛行機の活用事例となる。

この業務提携により、ZookalはFlirteyのサービスを利用して利用者の元へ荷物を無料で直接届けることができるようになる。無人飛行機のエリア内にいる顧客はスマートフォンで通知を受け取り、GPSで荷物の位置を確認できる。その後、野外であればどこでも直接荷物を受け取ることができるのだ。この配達方法により、荷物の到着までの待ち時間を2~3日からわずか2~3分にまで劇的に短縮することが可能だ。

無人飛行機は事前にセットされた目的地まで自力でたどり着くことができる。また、木、高い建物、鳥、強風によるトラブルを防止するための衝突回避機能が搭載されており、バッテリー駆動だ。

今月初旬にZookalは55万米ドルの資金を調達し、今日までの合計の資金額は合計198万米ドルを上回る。

ZookalのCEOであるAhmed Haider氏は、Flirteyとのジョイントベンチャーは将来の荷物配達コストに関する計画から生まれたと話す。

「荷物の配達はeコマースを行うすべてのビジネスにとって重要な事柄であり、特に私たちにとっては中心となる存在です。私たちの事業が成長するにつれ、現在の選択肢ではコスト面、品質面から持続が難しいと気が付きました。

Flirteyとの当ジョイントベンチャーによって、商品を劇的に速くそして効率的に届けつつ、環境面とコスト面にも配慮することが可能になりました。無人飛行機の使用によって配達ごとに8.6米ドルから0.8米ドルの費用削減になると見込んでおり、また、無人飛行機はバッテリー駆動であるため、環境への影響は最小限に抑えられます。」

とCEOのAhmed Haider氏。

無人飛行機による配達は2014年3月から本格展開される。ZookalはFlirteyを2015年にアメリカで展開する前に、アジア太平洋地域で使用する予定だ。

「スマートフォンが私たちの生活を変えてくれたように、Flirteyが空を変えてくれると私たちは信じています。」

とHaider氏は言う。

「世界の中で商業用無人飛行機の使用が認められた数少ない国の1つとして、オーストラリアは新たな無人飛行機産業を作り出し、この分野での規制を形成するユニークな立場にあります。」

【原文】