台湾発のインスタントメッセンジャーアプリCubieがChromeブラウザで使用可能になった。台湾発のモバイルメッセンジャーCubieがChromeウェブストアで無料アプリCubie Liteとしてリリースした。このデスクトップ版アプリは同社CTOのサイドプロジェクトとして生まれた。
今朝ローンチされたCubieは、デスクトップ版クライアントは当初計画していなかった。同社のビジネス開発を担当するインターナショナルメッセンジャーのJames Hill氏はe27に対し、CTOであるIngram Chen氏がサイドプロジェクトの延長上でDartプログラミング言語を使って開発を行うことを決定したと教えてくれた。
Hill氏は、モバイル第一のCubieのデスクトップ付随アプリの要望をこれまで受けてはいたが、自分たちで「作る計画はありませんでした」と付け加えた。Cubieは彼らの最大の市場を東南アジア、特に台湾、タイ、およびマレーシアとしている。同氏は「Cubieには世界中で900万人以上の登録ユーザがいます」と述べる。
ChromeはMac、ChromeOS、LinuxおよびPCといった多くのプラットフォームで利用可能であるため、同チームは単独のデスクトップアプリを作る計画はない。Cubieがウェブアプリをローンチしたばかりであるだけに、Hill氏は今すぐ宣伝をする計画はないと明らかにした。
「宣伝などをする前に、ユーザがウェブ版を気に入ってくれるかどうか、まず様子を見てみます。」
CubieはBlackBerryやWindowsといったモバイルプラットフォームを検討することはあるのだろうか?おそらくないだろう。Hill氏は市場の約90%がiOSかAndroidであると言う。
同社チームはリソースが限られているため、市場で多くのシェアを占めるプラットフォームにフォーカスするのは合理的だ。だが将来、すべて変わることもあり得るようだ。
Cubieでは、ユーザは写真、落書き、スタンプ、プッシュトゥートークの音声メッセージを共有することができる。同社はスタンプのセット販売で収益を得ている。
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