これを受けて、バーチャルオフィスのチームメイトと働いている場合、Convoはeメールより効率が良いとしている。使用する言葉は60%減り、その結果68%の時間が節約でき、アプリ間の移動が80%少なくて済む。iPhoneとAndroidで利用可能なモバイル版もある。ConvoはThe Next WebやJones Lang LaSalleなど様々な企業に使用されている。当社の新入社員Joshは彼がThe Next Webにいた時に使用していたらしく、同サービスを高く評価している。
マイクロソフトでは、米国本社で7月に Microsoft Ventures が作られた。現在、日本でも Microsoft Ventures の開設を準備しており、BizSpark、コミュニティ、アクセラレータ、シードファンディングなどを提供する。500万円〜3,000万円のシードファンディングも実施する予定だ。
どのようなスタートアップが支援したいかとの問いに、砂金氏は最近知ったニュースを交え説明してくれた。
佐賀県で高校生にタブレット端末が支給されることになり、グーグル(Android Tablet)/Apple(iPad)/ マイクロソフト(Windows Tablet)は、互いに競り合ったのだが、最終的に Windows Tablet を採用してもらえた。おそらく、マイクロソフトは、紛失したデバイスのアカウントの無効化、クラス変えのときの権限変更などの点で、パートナーと組んでよいソリューションが提案できたからだと思う。しかし、問題なのは Windows Tablet はアプリが豊富でない点だ。したがって、Windows Tablet 向けにアプリを提供してくれるスタートアップは、積極的に支援したいと思っている。