オンラインレンタカーマーケットプレイス「Drive.SG」がモバイルアプリをローンチ

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Drive.SGの共同設立者のPaul Tan氏は、2014年末までに月間レンタカー貸し出し日数5000日の目標を達成するため、このモバイルアプリがビジネスの成長に寄与することを願っている。

シンガポール拠点のオンラインレンタカーマーケットプレイスであるDrive.SGは、2013年半ば時点で同社顧客の60%がスマートフォン経由で同サイトにアクセスしていることを受けて、先日、iOSとAndroid両プラットフォーム向けのモバイルアプリを公開したと発表した。

Drive.SGは都市国家であるシンガポールで2011年9月にスタートし、ポータルサイトで1ヶ月に約2000のレンタカー貸し出し日数を売り上げている。AvisやSixt、Eurokas、その他30のパートナーのような従来のビジネスと、地元の運転手や海外からの旅行者のような顧客を取り扱う。

新しいモバイルアプリでは所在地検知機能があり、車両の貸出・返却がしやすいよう最寄りのレンタカー事業所をDrive.SGからお勧めしてもらえる。

Drive.SG_1

同アプリは通常利用者による試験運用も行われてきた。アプリで車の予約をした最初の顧客であるMuhammad Asri bin Malish氏は、

「私はDrive.SGのサイトで車をレンタルする際には携帯電話でアクセスする方が好きです。というのも、車の予約は夜遅い時間帯にするからです。その日が落ち着き、妻と話をしながらいろいろな車を見る時間があります。」

と語った。

彼はマレーシアなどの近隣諸国に海外旅行するときやホリデー中にゲストを迎えるときなど年に5、6回車を借りる、と付け加えた。

Drive.SGの共同設立者であるPaul Tan氏は、より良い使い心地を顧客が得られるような機能に焦点を置いて、サービス改善への方法を絶えず模索している、と話した。

「例えば数ヶ月前、私たちは高級車、ミニバス、そして大型バスを利用する企業向けに、新たな運転手サービスを導入しました。新たにローンチしたモバイルアプリとともに、弊社事業の力強い成長を見られればと思っています。また2014年末までに、ひと月あたり約5000日の貸し出し達成を目指しています。」

もう一人の共同設立者であるAdrian Lee氏はe27に対し、現在マレーシアのいくつかの企業と交渉中であり、2013年末までにパートナーシップについて発表する予定だと語った。

NUS EnterpriseにインキュベートされたDrive.SGは、シンガポール国立大学コンピューター学部インキュベータ内にオフィスを構えている。同社はSilicon Straits Saigonとも提携し、協力して自社のモバイルアプリを共同開発している。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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