パズドラとのコラボで、日本ユーザへの浸透を深めるアングリーバード

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

先日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが、Rovio のアングローバードとパズドラのコラボレーションを始める予定だと伝えた。このコラボが今日(原文掲載日:11月18日)、パズドラのアプリ上「ピギー島」を披露するゲームイベントの形で実現した。

上のビデオを見てもらえばわかるが、このスペシャル版には、我々がよく知る同じ顔をしたアングリーバードが多く現れる。中でも私が面白いと感じたのは、アングリーバードのテーマソングがコラボの中で使われている点だ。これは驚くべきことだ。[1]

言うまでもなく、日本で最も人気のあるゲーム上でアングリーバードがフィーチャーされることは、同社が日本の儲かるモバイルゲーム市場でより露出できることを意味する。これまでのところ、このコラボはうまく行っているようで、私が本稿を書いている時点では、日本の iOS アプリストア全カテゴリでアングリーバードは69位につけている。昨日の同じ時間には432位(下図参照)だった。[2] この種のコラボレーションは一時的な結果に終わることが多いが、Rovio に関しては、日本のファンにつながる新たなチャンネルを見出せたことでハッピーだと思う。

フィンランドに本拠を置く Rovio は、他の手強いマスコット・キャラクターが多くいる日本は他市場よりも制覇するのが難しいと以前から分かっていたようだ。今年初めの Rovio の担当者とのインタビューで、市場展開はゆっくりと進めて行きたいと強調していた。日本の市場に食い込むのは難しいが、これはよい第一歩だろう。

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出典:AppAnnie

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  1. これまでのパズドラのコラボでは(Batman: Arkham OriginsClash of Clans の記事を参照)、プレーヤーはパワーアップし進化するために、スペシャルテーマのモンスターを収集できた。以前ほどでもモンスターもいるが、私が集めたアングリーバード・キャラクタは、これまでのところ、つまらないものではない。 
  2. 日本時間の11月18日午後9時現在。 

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