複数の連絡チャネルを一元管理、スキマ時間を使って手早く返信ができるモバイルアプリ「Swingmail」がリリース

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

ビジネスパーソンの多くは、毎日Eメールを処理する時間を見つけるのに葛藤していることだろう。ソーシャルメディアのアカウントを持っていれば、そちらから来るメッセージにも返信しなければならない。なるべく早く返信したいが、熱心に仕事すればするほど、そのような時間を見つけるのは難しくなる。この深刻な問題に立ち向かう挑戦はないものだろうか。

東京を拠点とする BHI は今日、新しいメッセージアプリをリリースした。受信したEメールやプライベートメッセージの確認と、必要に応じて返信することに特化している。このアプリは Swingmail といい、iTunes アプリストアで無料でダウンロード可能だ。誰かに当てた新規メッセージを作成する機能は持たないが、一定期間内に誰と何回メッセージを交換したかなどにより、受信メッセージを優先順に整理することができる。

東京やニューヨークなど、人口密度の高い地域に住む典型的なビジネスパーソンは、通勤や顧客訪問で公共交通機関を使うことが多く、移動中にコマ切れの時間が多く発生する。このような時間にこそ、Swingmail を使い、受け取ったメッセージに返信をすべて返してしまおう。優先度の低いメッセージや新規メッセージの作成については、同社はユーザが使い慣れている、デスクトップやモバイルの普段のEメールアプリを使ってほしいとしている。同社のマーケティングディレクターを務める井上準之介氏によれば、Swingmail は既存のEメールアプリを置き換える意図はないと強調する。

同社は、連絡先管理アプリの開発にも着手しており、このアプリは連絡先を優先順に表示してくれる。アルファベット順に表示する、デフォルトの連絡先アプリと異なり、このアプリは、ユーザが今どこにいるか(誰のオフィスに近いかなど)、メッセージアプリを通じて、連絡先のそれぞれの人々とどれだけメッセージを交換したかにより、優先順位が決定される。このアプリは来年初めにローンチする予定だ。

同社はサムライ・スタートアップ・アイランドを拠点としており、最近、Google Japan 元社長の辻野晃一郎氏をアドバイザーに迎え入れた。

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BHIのチームメンバー(ルクセンブルグで開催された、ICT Spring 2013 にて)

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