台湾発のファッションキュレーションスタートアップRe.Muが資金調達、東南アジアとアメリカに事業を展開

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Re.Muは台湾拠点のファッションキュレーションスタートアップだ。Re.Muではユーザが私服やアクセサリーの写真をカテゴリーごとに投稿したり、洋服、バッグ、靴などのアイテムを整理したり、トラッキングするツールを提供している。

最近では、ベンチャー企業のTMIやKAMIAから非公開の額のシード資金を調達した。同スタートアップは調達した資金でスタッフを増やし、東南アジアとアメリカ市場への事業拡張を目指している。

Re.MuはAlvin Woon氏とEmily Yang氏によって2012年に設立された。iOS版(2013年9月末リリース)Android版(2013年11月半ばリリース)、ウェブ版が利用できる。

同スタートアップは台湾で3万以上のユーザを誇り、毎月40万近くのページビューがあるという。初期にはアメリカ、日本、チリでトラクションを獲得してきたという。現在は5万以上の写真がアップロードされており、20万以上の投票やコメントがサイトに寄せられている。また、マーケティングキャンペーンにおいてファッション小売業者やshe.com.twなどのメディアともコラボしている。

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Re.Muは台湾と地理的に近い東南アジアへの事業拡張を計画している。タイはソーシャルメディアへの高い関心や、ファッションに敏感な消費者が多いことから最初のターゲットとなる予定だ。Re.Muはすでに現地パートナーと提携し、タイにおけるiPhoneアプリのソーシャルネットワーキング部門でトップ50入りすることに成功している。

このファッションスタートアップは将来的なマネタイズモデルもいくつか検討している。例えばアフィリエイトマーケティング、ファッションブランドへマーケティングサービスを提供すること、ファッションデザイナーが世界各国にいるユーザグループをターゲットに宣伝・販売を促進できるようなプラットフォームになること、また、ユーザが他のユーザにファッションアイテムを直接販売できるコミュニティベースのマーケットプレイスになるなど、といったところだ。

同社は現在、ユーザにより多くのサービスを提供できるようユーザ間の交流を促進できるフォーラムのようなコミュニティ主導型の機能の追加を検討している。同社は先日、ユーザが1年のうちにどれだけショッピングにお金を使ったか計算できる新機能をリリースした。

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「中国(本土)は間違いなく私たちのターゲット市場です。事実、最もアクティブなのは中国のユーザです。しかし、中国市場は過去数年でとてつもなく競争過密となっており、技術、資本、現地企業とのコネクション、および時間の面でより多くの投資が必要となります。なのでおそらく次の事業拡張の段階で検討することになるでしょう。」

とRe.Muの中国本土企画チームは加えた。

Re.Mu設立者であり、以前には自身のコンサルティング会社を売却しPlurk.comを立ち上げたAlvin Woon氏によると、ファッションコマースは消費者が何を買うべきかわからなくなるほど多くの製品が市場に出回っているという。

「ソーシャルメディアに精通した消費者という新たな世代が成熟期を迎え、小売業者やeコマースサイトは新たな基準にどれだけ順応できているかを考える必要があります。人々は何を買うべきかアドバイスを求めています。どんなシャツにどんなパンツが合うか、今シーズンのトレンドは何色で、高校のニットには何を合わせたらおしゃれか、などのようなことです。

このような理由からキュレーションサービスは多大なトラクションを集めていますし、eコマースストアが独自のファッションブログを立ち上げています。人はきれいなものを見たり、どうやったら素敵に見えるか学ぶためにそのようなサイトを訪れるのです。

こういうサイトにはファッションリーダー的な存在の人がいることが多く、通常それはサイトの設立者が担っています。では、誰もがファッションリーダーとなることができ、ユーザが誰を参考にするべきかを選べるとしたらどうでしょうか?誰もが素敵なクローゼットをシェアできる、それがRe.Muの目指すところです。」

と同氏は語った。

【原文】