中国のAndroidアプリストアWandoujia(豌豆荚)が、ソフトバンク等から1.2億ドルを調達

SHARE:

snappea_featuredimage

中国のアプリ配信事業者で、モバイルサービス・プロバイダの Wandoujia(豌豆荚、または英語表記で SnapPea)は今日(原文掲載日:1月13日)、シリーズBラウンドで1.2億ドルを調達したと発表した。このラウンドはソフトバンクがリードインベスターを務め、DCMInnovation Works Development Fund(Google / Microsoft の中国法人CEOを務めた李開復氏が設立したファンド)が出資に参加した。

Wandoujia は自らを、アプリ配信事業者としてよりも、あらゆる種類のモバイルコンテンツやサービスにアクセスできるサービスと位置づけている。2013年の下半期には、モバイルの動画サーチエンジンをリリースした。彼らのプロダクトには、モバイルゲーム向けのアプリ内決済SDKも含まれる。

中国のアプリ配信市場は現在、2013年に 91 Wireless(手機娯楽)買収した Baidu(百度)や、Qihoo(奇虎)を含む数社のプレーヤーが独占している。Wondoujia はそのトップに座に君臨しているが、競合もまたパワフルだ。

2010年4月に設立された Wandoujia は、現在はファンドとなったインキュベータ Innovation Works(創新工場)のただ一回実施されたインキュベーション・プログラムから輩出されたスタートアップである。DCM はシリーズAラウンドで8,000万ドルを拠出、Innovation Works はすべてのラウンドに参加している。

Innovation Works の当該のインキュベーション・プログラムから輩出された、もう一つのアプリ配信事業者 AppChina(応用匯) も売却を模索していると噂されている。同社のアプリ配信事業は思わしい業績を上げていないが、サードパーティのモバイルゲームを運営することで、かろうじて売上を計上している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する