高齢者用歩行器のイノベーションを目指す「Sentry Scientific」

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Sentry Scientific

本誌では、先日次世代の車椅子「パーソナルモビリティ」を開発するWHILLがプレオーダーを開始したことを紹介した。移動が困難になるのは車いすを利用している人々だけではない。高齢者の中には移動時に歩行補助の用具を必要とする人もいる。

Sentry Scientificは、そんな高齢者の歩行をサポートするツールにイノベーションを起こそうとしている企業だ。Sentry Scientificが開発した歩行器は、利用者が座ると自動的にブレーキがかかり、ブレーキを解除する場合は、手動で行う必要があるというものだ。通常では、ブレーキをかけたいときの作業を手動で行うものだが、高齢者はすぐに反応することが困難だ。

Sentry Scientificが作った歩行器は、路面が傾斜した場合でも自動的にブレーキがかかる。これにより坂にさしかかった状態の歩行器は、乗っている高齢者が安全に移動できるように速度を緩めることを可能にしている。

TechCrunchによれば、2013年の4月に創業したSentry Scientificは、これまで自己資金だけでやってきた。それでも、様々なイベントに出場し、そこで獲得した賞金が累計で10万米ドルを超えているという。以下は、CES 2014の会場で行われたTechCrunchのイベント「Hardware Battlefield」で、Sentry Scientificがピッチをしている様子だ。


日本は言うまでもなく、世界的に見ても今後高齢者の人数は増えていく。成長市場とも捉えられるこうした市場に取り組むスタートアップがさらに登場してもらいたい。