日本でLINEに勝つサービスが現われるとしたら、それはFacebookではない

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LINE本社オフィスに飾られた、LINEキャラクターの数々

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

登録ユーザが世界で3.4億人を超えた現在、モバイル・プラットフォームとしての LINE の成功を無視できる者はいない。毎日92億件を超えるメッセージがやりとりされ、ゲームやスタンプの販売が功を奏し、前四半期には122億円の売上を記録した。[1]

LINE のお膝元である日本市場には、登録ユーザのうち5,000万人が住んでおり、調査をする上で興味深い市場だと言える。[2] 今から1年前、機能が似ていることよりも市場を寡占している状態をとらえて、我々は「LINE は日本の Facebook だ。」と宣言した。しかし、2014年の日本のソーシャル・インターネット・サービスの行方は、どうなるだろう。このことを明らかにする、最近の調査結果を見てみることにしよう。

日本の市場調査サイト「Fastask(ファストアスク)」は最近、10代から40代までの680人を対象に質問調査を実施した。最も興味深かった質問は、「Facebook、Twitter、LINE のうち、突然なくなったら最も困るサービスはどれか?」というもので、約半分の回答者(49.0%)は必要不可欠なサービスとして LINE を選んだ。残りは、Twitter、Facebook、「よくわからない」に回答が分かれた。

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同様にして、「平均してどのサービスを最もよく使うか?」と質問すると、回答者の40.4%がLINEと回答し、以下、Twitter は32.6%、Facebook は23.5% という結果になった。

LINE がよい結果を見せている利用の一つが、男性だけでなく女性をうまく魅了してきたからだろう。そのカワイイキャラクタは、タイや台湾での人気を押し上げるのに功を奏し、タイでは2,200万人、台湾では1,700万人のユーザが LINE に登録している。CocoPPaSnapeee などの、他の多くの日本のカワイイアプリも、これらの地域で注目を集めており、日本生まれのカワイイは人気を博しているようだ。

2,000人以上の若い母親(平均年齢31.4歳)を対象に実施した最近の調査によれば、日本では特に彼女達の間で LINE に人気があることがわかった。この調査で、週に最低一度は使うインターネット・サービスはどれかと尋ねたところ、驚くべきことに 70.4% が LINE をその頻度で使っていると答え、この数字は昨年の調査よりも20%以上アップしている。

それとは対照的に、Facebook や Twitter は昨年のこの調査よりも人気を伸ばしているが、これらのサービスの伸びは LINE の過去一年間の成長ほどは急伸しなかった。Facebook がモバイルを早く始めていれば、日本で先手を取れていたかもしれない。しかし、日本で LINE を打ち負かす者が現われるとしたら、それはモバイルから生まれるサービスになるだろうと思っている。そして、それは Facebook ではない。[3]

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  1. 2014年1月23日、LINE の発表による。 
  2. 1月23日現在のユーザ数は次の通り。タイ2,200万人、台湾とインドネシアはそれぞれ1,700万人、インド1,600万人、スペイン1,500万人。 
  3. 以前調べた限りでは、Facebook の日本のユーザ数は、およそ2,100万人である。