
Aperia Technologiesは適正な空気圧となるように自動で空気を充填する、トラック用のタイヤ「Halo」を開発した。自動巻き時計の要領でポンプを動作させることで空気を入れることができるという。現在、同社のサイト上で予約を受け付け中だ。
ホイールの中心に装置が取り付けられており、タイヤが回転することで装置内の振り子がスイングし、ポンプを動作させるエネルギーを得る仕組み。指定空気圧が下回った場合のみ作動し、指定空気圧達成後はポンプは自動的にオフとなるため、必要以上に空気が充填されることはないという。
Haloを利用することで、転がり抵抗が小さくなり、平均1.4%燃費が向上するという。年間最大1000米ドルのコスト削減につながるとのこと。摩耗も少なくなりタイヤの寿命が最大15%伸びるという。
その装置の大きさから自家用車向けではないことは残念だが、コスト削減もさることながら、燃費が向上することで排気ガスの排出も抑えられ、環境保護にも繋がる非常に有用な技術だろう。
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