東大がドローンを内蔵したボール「HoverBall」を開発

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東大の暦本純一教授の研究チームは、クアッドコプター(4個のモーターから構成されるマルチコプター)内蔵のボール「HoverBall」を開発した。「HoverBall」ではボールの空中静止や遠隔操作等が可能だという。

HoverBallの中心には、直径9cmのクアッドコプター、ドローンが内蔵されている。このクアッドコプターによって、ボールをリモコン操作でき、さまざまな方向に飛ばしたり、状況に応じてボールの速度を速くしたり遅くしたりすることが可能だ。

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同研究室は、「HoverBall」によって、投げる、打つ、蹴る、回すといった身体の動きに反応するボールのパターン、いわば「ボールの語彙」を増やしたいと考えていると説明ページでコメントしている。

「HoverBall」は飛行機能は順調だが、ボールとしての機能はまだ不完全だという。だが、これが完成したら、新たな球技が誕生するかもしれない。

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