ビリヤード台をインタラクティブにするオープンソースキット「OpenPool」がKickstarterで資金調達を開始

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OpenPool

新しいビリヤード体験を可能にするオープンソース・プロジェクト「OpenPool」が、クラウドファンディングサイトのKickstarterで資金調達を開始した

OpenPoolは既存のビリヤード台を拡張する。ビリヤードの台やボール、キューがあるならいくつかのデバイスを取り付けることで、OpenPoolに変えることができる。

天井に取り付けられた2台のキネクトがボールの位置を検出し、プロジェクタがインタラクティブに反応するエフェクトを投影する。

6つのポケットに「ポケットデテクタ」というオリジナルのセンサーデバイスを取り付けると、ボール落下を検出しPCに信号を送る。このセンサーデバイスは、mbedやLED、赤外線センサー、そして3Dプリンタで印刷したケースで出来ている。

「コリジョンデテクタ」は、マイクを使ってボール同士の衝突を検出する。オープンソースプロジェクトであるためDIYキットが公開されており、ライブラリはGitHubで管理されている。

Kickstarterではこのデバイスキットのプロモーションも兼ねてプロジェクトを掲載している。OpenPoolは「SXSW Interactive Award」にもノミネートされており、海外でも注目を集めていることが伺える。

OpenPool の動作については、以下のビデオ・プロモーションでチェックできる。

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