7万円以下で購入できるXYZPrinting社の3Dプリンタ「da Vinci 1.0」の発売開始を伝えてからまだ間もないが、早くも新モデルとして「da Vinci 2.0」が発表、さらに同社サイトで予約が開始されているのでお伝えしたい。
2.0は、1.0が単色での造形しかできなかったことに対して、2色での造形を可能としているのが最大の特徴だ。一方で最大造形サイズは1.0の「20 x 20 x 20 cm(幅x奥行x高さ)」に対して「約15 x 20 x 20cm」といくぶんか小さめだ。
そのほか、46.8×51×55.8cmという本体サイズや0.1mmの最小積層ピッチ、自動キャリブレーションおよび自動クリーニング機などは1.0と共通。操作画面が日本語対応していることも同様だ。なおフィラメントも1.0と同様のカートリッジ式であり、公式サイトによれば、1.0のフィラメントも共通して利用することが可能なようだ。
同社の予約ページによれば、発売価格は21,999台湾ドルで、日本円にして74,000円ほど。同社の日本支社「XYZプリンティングジャパン」による国内流通価格が1.0の時と同じくらいになるなら、日本では9万円強ほどの価格になると考えられる。10万円以下の小型3Dプリンタということで、大型で単色だが格安な1.0と住み分けが期待されそうだ。
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