GoProなどのアクションカムやコンパクトデジタルカメラ、スマートフォンでの利用を目的としたカメラスタビライザー「LUUV」が開発中だ。現在、クラウドファンディングサイトのIndiegogoで支援を募集している。小売価格は349ドルとなる見込み。
LUUVにカメラを取り付けハンドル部分を持って撮影を行うと、ブレることなく安定した映像を撮影することができる。完全に3軸を安定化することにより、手とカメラの動きを切り離すようになっているためだ。
180度回転させて、地上ギリギリの視点からの撮影を行う事もできる。ハンドルを持って親指と人差し指だけでLUUVを操作することが可能。カメラの取り付けもプラグ&プレイで行うことができるようになっており、誰でも簡単に操作できるとのこと。
ともあれ、実際に撮影した様子を見ていただいたほうが、その効果はわかりやすいだろう。カメラを手で持った場合に比べ、LUUVを使用したほうがブレが少ないことが分かる。
また、特筆すべきなのは「LUUV」が3Dプリンターを利用して製造されている点だ。最初のプロトタイプは比較的安価な3Dプリンター(PP3DP UP Plus)を使用して作成しているが、試作を重ねるにつれ産業用3Dプリンターを使用するようになり、製品版ではドイツで最高品質を保証する3Dプリンターのサプライヤーに製造を依頼するとのことだ。
LUUVはカメラスタビライザーとしては価格は安価に設定されているが、3Dプリンターの利用によって制作コストを抑えた結果とも言えよう。
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