現実空間とVR技術を組み合わせてオフィスでFPSができるゲームデバイス「Rescape」

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ストックホルムを拠点にしたコンピューターカンパニー13th Labが、「Rescape」というゲームを開発した。コントローラーとソフトウェアからなるこのゲームは、ユーザが今いる場所をゲームの世界に変えてしまう。

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「Rescape」はプレイヤーの周囲の環境と動きを把握し、デジタル化する。これにはSLAMと呼ばれるNASAが開発を先導してきた技術が用いられている(これは先日紹介した掃除ロボットが部屋のレーザーマッピングで使用していた技術でもある)。

銃の持ち手のような形をしたコントローラーに、スマートフォンを取り付けることで遊ぶことができる。コントローラーにはスマートフォンに取り付ける180°の魚眼レンズと、トリガーなどが備え付けられている。

彼らはRescape SDKをフリーで利用できるようにすることで、誰でも開発できるようにする予定だ。現在、Kickstarterで資金調達を実施しているが、目標金額が高いこともあってか今のところは未達成となっている。以下はKickstarterの映像だ。

FPSゲームは長らくゲーマーの間で人気のジャンルであることに加え、最近ではサバイバルゲームを楽しむ人も増えている中、両方の要素を掛けあわせたような「Rescape」は多くの人が楽しめるゲームになる可能性があるのではないだろうか。

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