シンガポールのスタートアップ Viddsee は、アジアの短編映画を紹介するオンライン・プラットフォームだ。今週、同社は2013年2月のローンチ以降、ユニーク視聴ユーザが500万人を突破したと発表した。また、公開された短編映画のハイライトを編集し、それを紹介できるブログ・ニュースの形式で紹介できる Viddsee Buzz を立ち上げた。
Viddsee はアジアの短編映画を世界中の視聴者に届けることを目指しており、ここからのさらなる展開が楽しみだ。アニメ、マンガ、コスプレを紹介する Tokyo Otaku Mode に代表されるスタートアップのように、広いファン層から収益を上げられるジャンルではないだろうが、アジアの映画を探求したい人々は少なくないはずで、インターネット上に Viddsee のような集約サイトが存在するのはよいことだ。
Viddsee はこれまでのところ、Facebook ファンページで42,000人以上から熱烈なフォローを獲得しているが、この成長は概ね、広告などのプロモーションによらないものだ。
Viddsee で取り上げられているビデオチャンネルの多くは地域にフォーカスしており、慶応大学メディアデザイン研究科(KMD)のポータルサイト「Node」の映画を取り上げたチャンネル「Node Japan」もその一つである。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度「BRIDGE Members」を運営しています。会員向けコミュニティ「BRIDGE Tokyo」ではテックニュースやトレンド情報のまとめ、Discord、イベントなどを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。登録は無料です。- テックニュース全文購読
- 月次・テーマまとめ「Canvas」
- コミュニティDiscord
- イベント「BRIDGE Tokyo」