時間を負債ではなく「資産」と考えて未来の自分に投資する【ピックアップ】

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【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします

A Startup’s Guide to Time Hacking

スタートアップの場合に特に不規則になりがちなのが「時間」の概念です。安定的な経営状態でなかったり、参加しているメンバーも週末起業や他の仕事との掛け持ち、学生インターンなどで構成されていたりすると、そもそも働く時間を統一することが難しかったりします。

また、それ以上に大切なのがそれぞれ個人の時間の考え方です。ここに大きな無駄があると、ただでさえ少ないリソースがこぼれ落ちるように消費されてしまいます。

「A Startup’s Guide to Time Hacking」というブログがHacker Newsで少し前に話題になっており、解析系のスタートアップであるPredictive Edgeの共同創業者、Marty Hu氏がそこで「タイムマネジメント」についてのアドバイスをいくつかのポイントにまとめているのですが、これが大いに参考になる内容でしたのでピックアップいたします。

  • 何かをやる前にまず考える
  • スタートアップなんだから指示を待っちゃダメ
  • 時間を資産投資と考えて負債とは思わない
  • 買える時間は買うべき

とまあ大体こんな感じでブログにも冒頭に書いてある通り、タイムマネジメントのTipsというよりも考え方ですね、概念というかコンセプトを語ってます。

特に、時間を資産と考えて、負債とは思わないようにする、というのはなんとも哲学的な言及です。何かをやらなきゃ、という考え方は極めて負債的で、それよりも自分のために限られた時間を未来の自分自身に「投資する」という意識は何気なく過ごしてしまう時間への関心が変わりそうな指摘です。

あと、買える時間は買うべきというのも賛成です。よくある話は移動時間を買う、そのためにタクシーなどの中でタスクをこなしたりするというのはよく聞きますね。それ以外にも毎月1000円ほど支払ってビジネスサービスを利用して効率化が進めば、その分短縮できた時間はそれ以上の価値になります。こういう細かい積み重ねをすることで有益な時間は生まれるようになります。

ちなみに私は定期的な編集部や自宅の作業場、道具類の清掃に時間をかけています。汚い場所や道具で生産性が落ちるのを防ぐためですが、これも時間を投資して生産性というリターンを得ていると考えるとなるほどと思えます。

身近なところでもそういう考え方で時間を上手くマネジメントできることは他にもあるかもしれませんね。

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via Predictive Edge

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