世界で開催されるスタートアップ・カンファレンスを追いかけていると、一年が過ぎるのが早い。多くのカンファレンスは年に一度しか開かれないはずのに、イベントの案内を受け取って「もうそんな季節なの?」というのが紛れもない実感だ。
ルクセンブルクで年に一度開催される ICT Spring に前回出向いたのは昨年6月のことだ。そのときの詳細は、この記事やこの記事に書いた。日本からは8社が出展し、ChatWork や Skeed については、ルクセンブルクにヨーロッパ地域の営業拠点を開設するに至った。
今年の ICT Spring は、7月3日(木)〜4日(金)の両日、会場は例年と同じくルクセンブルク中心部のイベント会場 LuxExpo で(訂正:今年から Conference Centre Kirchberg での開催になるとのこと)開催される予定だ。日本からは以下の10社がルクセンブルク政府の招聘により、出展することが発表された。
【無償招待枠参加スタートアップ】
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- ビズリーチ (求職サイト「BizReach」、e-Commerce「LUXA」、学習アプリ「Zuknow」を運営)
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- ユークリッドラボ (位置情報型ニュース&イベント配信・共有サービス「Spectee」を運営)
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- サンワハイテック (電動モビリティ「STAVi」を開発)
【特別優待枠参加スタートアップ】
- Emotinal Brains (クラウドファンディング・サイト「Okuyuki」を運営)
- マイカレッド (クラウドサービス「Over The Air」を開発)
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- 八楽 (翻訳サービス「WorldJumper」を運営)
これら10社に加え、既にルクセンブルクに拠点を開設している ChatWork が、今年も再出展する予定だ。
このほか会場では、日本のスタートアップ各社のピッチ登壇に先立ち、日経BP ITPro 上での執筆でよく知られる菊池隆裕氏が、日本のスタートアップ・シーンの概況をヨーロッパの起業家・投資家に解説する。
ICT Spring 2014 への参加申込はここから行える。また、ICT Spring 2014 に関する情報は、ルクセンブルク東京貿易投資事務所の Facebook ページ「ルクセンブルク IT情報」からも発信される予定だ。
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