スマートフォンからコントロール可能な真空調理器「Anova Precision Cooker」

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多くのレストランでも導入されている『真空調理(低温調理)』を家庭でも実現できるのが『Anova Precision Cooker』だ。現在、Kickstarterで支援を募集している。既に目標の10倍である100万ドルの調達に成功。小売価格は169ドルで2014年10月の出荷を予定している。

『真空調理(低温調理)』とは、真空パックに密封した食材を低温で調理することにより、肉類を柔らかく仕上げたり、材料の風味や旨味を逃さず均一に調理したりすることが可能となる調理法だ。

この調理法は従来「sous vide(真空調理法)」と呼ばれているが、低温となるように温度管理することが重要であり必ずしも真空である必要は無いとの理由で、Anovaは「Precision Cooker(高精度調理器)」と命名している。

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使い方は簡単だ。鍋に水を張り、ジップロックのようなパックに食材を入れて鍋にクリップで止める。Precision Cookerを鍋に取り付け、時間と温度を設定。Precision Cookerのヒーターが一定の温度となるようにお湯を沸かし、サーキュレータによりお湯を循環させて調理を行うことができるという。

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これまでもAnovaは真空調理器をリリースしてきたが、今回の新機種ではスマートフォンからのコントロールに対応。Bluetoothで接続し、アプリ上で作成したい料理を選択するだけで、温度や時間を設定することなく調理を行うことが可能とのこと。

従来の真空調理機は高価なものも多かったが、Precision Cookerは低価格であることも魅力だ。現在行われているKickStarterのキャンペーンでは159ドルで入手可能となる見込みだ。

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