大日本印刷、銃などの危険物の3Dプリンタ操作を規制するセキュリティプログラムを開発

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Image by Mirko Tobias Schaefer on Flickr

<ピックアップ>3Dプリンターでの危険物製造や著作権侵害を抑えるセキュリティプログラム開発 | DNP 大日本印刷株式会社

3Dプリンタが一般的な広がりを見せています。3Dプリンタを使って他人を傷つけたりするような利用用途を防ぐために法律面などの規制に関して、現在まさに議論がなされているところです。

そうした中、大日本印刷が3Dプリンターで銃器などの危険物の製造やキャラクター製品の模倣などの目的で3Dプリンターを操作しようとした時など、違法性や著作権侵害の恐れがある場合にはその指示を受け付けないセキュリティプログラムを開発しました。

誰もが自由に利用できる環境において、違法なデータのダウンロードを阻止するといったことは難しいため、有効な防止策としてプリンタ本体で出力を規制する方法があげられます。今後は、銃などの規制対象物、著作権物のデータベース構築に向けて、警察などと協力していくとのこと。今後は、ウィルス対策ソフトなどのように、ソフトをインストールするような方法もでてくるかもしれません。

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