「MUPPette 3D Printer Project」はドローンのように空を飛びながら3Dプリンティングするデバイスを開発するプロジェクトだ。このプロジェクトがうまくいけば、既存の3Dプリンタが抱えているプリントする物体のサイズ制限という課題をクリアできるかもしれない。
以下はMUPPetteを紹介する映像だ。
実験の様子は屋外で撮影されている。風があるとデータどおりのものを印刷することは難しそうだが、この手法でうまく印刷が可能になるのであれば、現状ではプリンティングできない物体でも印刷可能になるかもしれない。「MUPPette」の電源や飛行の安定度も気になるところだが。
「MUPPette」という名前についている、 “MUPP”は「Mobile Unmanned Printing Platform」を短くしたもの。開発しているのはロサンゼルスにオフィスを構える Gensler 。世界的デザインファームであり、都市をさらに暮らしやすく、かつスマートに働けるようにと日々活動している。
ドローン技術と3Dプリンタ技術の発展が進むと、これまでになかった新たなモノづくりのアプローチが生み出されることになりそうだ。
Image © Gensler
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