去る2月、フランスの通信企業 Orange による地域アクセラレータ・プログラムの一つ「Orange Fab Tokyo」に参加したスタートアップ8チームを簡単に紹介した。改めて紹介すると、
- ABEJA (映像認識技術を利用した店舗向け解析ソリューション)
- Jin-Magic (TCPトラフィック最適化技術)
- livepass (プッシュ広告プラットフォーム)
- Locarise (Wifiを利用した小売店向け解析ソリューション) → 関連記事
- マッシュルーム (タッチスクリーン向け通信デバイス)
- NetLED (ネットワーク型LED照明コントロールシステム)
- ピグマル (オーディオ端子を用いたスマートフォン向けIDタグ)→ 関連記事
- sMedio (スマートデバイス向けスクリーンシェアリング)
先週、Orange Fab はデモデイを開催し、これら8チームが約100人の聴衆にピッチした。参加チームのうち、Abeja、Jin Magic、LivePass、Locarise、NetLED の5社が選出され、パリで6月12日に開催されるグローバル・デモデイに参加することとなった。このデモデイには、アメリカ、フランス、ポーランド、イスラエルからも参加スタートアップが合流する予定だ。
ABEJA と Locarise の両者は、小売業向けの計測ソリューションという、最近にわかに人気を帯びつつある分野であることを考えると、彼らが世界的な場で露出の機会を得ることは、特に興味深いものになるだろう。IoT 周辺のバズや Google によるスマート・サーモスタット Nest の買収を考えると、NetLED も注目すべきスタートアップの一つだ。
Orange Fab はここ東京で第2期の参加募集を既に始めているとのことで、ソウルと台北でも第1期の募集を開始した。これらのプログラムについて、ここから詳細な情報を確認してほしい。
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