Raspberry Piを搭載、手回しでGIFアニメなどの撮影が可能なデジカメ「OTTO」

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手回しハンドルでGIFアニメなどを撮影し、様々なハックも可能なデジカメ「OTTO」を米国のスタートアップNext Thingが開発中だ。現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで支援を募集している。既に目標である6万ドルを超える調達に成功していることから人気のほどがうかがえるだろう。

「OTTO」には手回しハンドルがついており、回している間に撮影することができる仕組み。撮影前にスマートフォンのアプリで撮影モードを選択する。撮影後に画像がスマートフォンに同期される。撮影モードはGIFアニメのほかにも、タイムラプス撮影、Magic Eyeのようなステレオグラムに変換、現在地の地図を重ねて表示するなど、様々なモードが用意されている。

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また、ハードウェアの追加も可能だ。Arduinoで動くFlashyFlashという基盤を本体のUSBポートに取り付けることができる。FlashyFlashを使うことで、ヒトの静電容量を使ってハイタッチする瞬間を撮影したり、撮影する際の音の大きさをに合わせて彩度を変更したりすることが可能となる。

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OTTOはRaspberry Pi Compute Moduleで構築された初の商用製品となるとのこと。ソフト、ハード共にハック可能であることは魅力であると言えよう。

現在行われているKickstarterのキャンペーンでは199ドルから入手可能となっている。FlashyFlashのセットは249ドル。別途送料を負担することで米国外への配送にも対応している。出荷は2014年12月となる見込みだ。

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