スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が、飛んでくる物体をキャッチするロボットアームを開発した。このEPFLが開発したロボットアームのアルゴリズムは、飛んでくる物体の方向や速度、軌道、形状などを認識した上でキャッチする。
飛んでくる物体をカメラで認識、映像から移動する方向を予測し、4本指のロボットハンドでつかむ。キャッチする物体は予め形状を登録しておき、どこを掴めばいいのかを学習させているという。
飛んでくる物体をキャッチするための動作は、単純なものではない。ロボットアームを人の手で動かし、その動きをコンピュータに覚えさせたそうだ。
このロボットアームのポイントは、瞬時に反応できるようにするアルゴリズムなどソフトの面だ。ハードとソフトの進歩が著しい昨今、ロボットの動きはより高度になっていくだろう。
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