Gunosyは、本日より媒体社への広告収益の還元を前提とした記事の複製データ(キャッシュ)配信を開始していることを発表した。キャッシュ記事の配信自体は6月6日よりスタートしている。
この取り組みにより、ユーザは通信環境を問わず、どんな場所でも記事閲覧が可能になる。提携している媒体社に対しては当社の広告収益の一部を、閲覧回数に応じたレベニューシェア等により記事に対する対価として還元することになる。
Gunosyの共同代表、木村新司氏は5月に開催されたIVSでの本誌のインタビューに対して、コンテンツを作る側のことを考えて、全体として成立可能なエコシステムを構築する必要がある、ということをコメントしていた。以前より発言していたことを実行に移したということになる。
Gunosyは昨日、KDDI、ジャフコなど既存株主3社から追加で12億円の調達を実施したことをBloombergが報じたばかり。
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