
GoProなどのカメラを搭載し、移動するユーザの後を自律的に追って空中撮影を可能とするドローン「Hexo+」が開発されている。クラウドファンディングサイトのKickstarterで支援を募集してきたが、目標額である5万ドルを大幅に超え、100万ドルに達しようとしている。
Hexo+は大きさが 62 x 52 x 12 cm 、重さ980gの本体に、6つのプロペラを搭載しており、最大時速70kmで飛行が可能。GoPro用のマウントに取り付けて撮影することができる。オプションとして360camのマウントも用意されている。
撮影方法としては、まずはスマートフォン(Android / iOS)アプリで撮影するフレーミングを設定する。ドローンと被写体となる自分との間の距離や高さをライブビューで確認しながら設定することが可能とのこと。
設定が終わるとドローンは自動的に離陸し、設定された撮影位置まで飛んで、自身が移動を開始するまでその位置でホバリングする。
自身が移動するとドローンは設定されたフレーミングとなるように自律的に追尾しながら撮影を行うことが可能だという。
ドローンに搭載のセンサからターゲットの軌道を予測しており、スマートフォンとドローンはスイス連邦工科大学チューリッヒ校が開発したMAVLINKプロトコル経由で相互に相対的な位置を伝えることにより、自律的な追尾を可能としている。
Hexo+の小売価格は899ドルとなる見込みだが、Kickstarterのキャンペーンでは組み立てキットが299ドルから入手が可能。完成品は499ドルの枠は完売しており、現在は599ドルで入手可能となっている。米国外への発送は+50ドルで対応している。発送は組み立てキットが2015年1月、完成品は2015年5月が予定されている。
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