ウェブサービスのUI改良をオンラインおよびクラウドソーシングのアイデアで「改善」するplanBCD運営のKAIZEN platform Inc.(以下、KAIZEN)は6月11日、経営陣の強化とコーポレートブランドの一新を発表している。
今回経営陣にCFOとして参加する重家雄一氏は、JPモルガン証券にて13年間に渡り資本調達及び財務アドバイザリー業務に携わり、直近は同社にてエグゼクティブ・ディレクターとして投資銀行業務の統括責任者を務めた人物。
また、3月末に500万ドルの資金調達を実施した際に投資サイドとして参加しているFidelity Growth Partners Japanのデービッド・ミルスタイン氏およびグリーベンチャーズの堤 達生氏を社外取締役として迎え入れる。
<参考記事> グロースハック事業のKAIZENが500万ドルを調達、米国展開を本格化へ
また、これを期に同社ではコーポレートブランドを一新し、新しいロゴマークを公開している。本件については、KAIZEN共同創業者兼CEOの須藤憲司氏にコメントを求めているので届き次第追記したい。
日本時間の15時追記:須藤氏からコメントが届いたので追記します
筆者:今回参加される重家氏は経営参加ですが、役員等の役職はないという認識で正しかったでしょうか
須藤:役員の構成は、まだチームが小さなこともあり創業者2名と社外取締役2名という構成です。ただ、実際のボードMTGは各チームのヘッドに陪席していただいてオープンに実施しています。
筆者:重家氏を招聘された理由を
須藤:重家さんを招聘した理由は、シンプルにグローバルでの資金調達を明確に狙っていることと、私が日本を離れた場合の計数管理体制や、ガバナンスをいかに強固なものにできるかということを期待してのことです。
ご存知のようにある意味プロ集団でかつ、経験が豊富なメンバーに対して、違う経験をバックグラウンドにフラットに『ものを言える方』に入って頂くことで、自分たちの経営レベルをより上げていくことができると考えていました。
その観点でいえば、重家さんは完璧に我々の目的に合致していて、かつ我々の事業に惚れ込んでいただいて迎えることができたので、とても嬉しいです。ここから、さらなる大きな打ち手をいくつも用意していますので、ご期待ください!
筆者:ありがとうございました。また追いかけます。
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