歌声をミックスできるアプリ「nana」の再生回数が5000万に到達の勢い、投稿コンテンツは150万件に

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iPhoneで歌声をミックスして共有できるアプリ「nana」が勢い良く成長している。

nana music代表取締役の文原明臣氏によると、ユーザー数(登録会員数、つまり歌ってる人)は現在数十万人規模に到達、投稿されたコンテンツ(リンク先は実施に公開されているもの、スマホに最適化されている)数は現在約150万件になり、再生された回数は6月27日時点で4530万回に達していると本誌の取材に答えてくれた。

このペースでいけば恐らく近日中に5000万回再生に達成するだろう。

2012年11月の公開から2013年の年末まではなかなか厳しい時期もあったようだが、それを乗り越えることに成功し、この半年で成長を示す角度を変化させた。そのグラフがこれだ。

nana_50M_number

「歌声をミックスする」という目的は、決して万人に向けたものではない。ユーザー数を爆発的に増やして「面を取る」という戦略よりも、ある一定のユーザーにしっかり届けて何度も使ってもらう、つまり「ハマってもらう」ことが重要な指標になる。実際、一人当たりの滞在時間は月間で160分という数字が出ているらしく、固定のファンにとってはなくてはならない存在になっているのだろう。

ビジネスモデル的には詳しくは教えてもらえなかったものの、課金などの方向性が検討されているとのことだった。

ここ数年、ニッチを追求しようとしたサービスやアプリが多くリリースされ、その多くがユーザーの獲得に苦労して閉鎖、という結果を残してきた。この「ニッチなのにスケールしなければならない」という矛盾した課題をnanaは「深さ」、つまりスティッキネスや利用頻度によって解決するのかもしれない。

その点は他の同様の問題を抱えるサービスにとっても参考になると思うので、今後の展開を注視していきたい。

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