漫画とラジオの次はくまモンに手を出した「アンサー」、回答数は1500万回を突破

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Image by Flickr / Shiori.k

単なるQ&Aサービスから、インスタントな反応を楽しめるコミュニケーションサービスに確実に変貌を遂げつつあるnanapiの「アンサー」がまた新たな展開を発表している。ご当地キャラだ。

nanapiは6月11日からくまモン(熊本のご当地キャラクター)をはじめ、10種類のご当地キャラクターをアンサー内に登場させる。ユーザーがある地域の話題に対して投稿した場合、該当する方言や、ゆかりのたべもの、観光地名、文化などに関連したワードに反応して回答をしてくれる。

講談社の漫画キャラクターと連携したアイデアと同じ流れで、アンサーの今後の展開は恐らくこのような回答してくれる「非人間」の横展開が考えられるだろう。当然、ここから垣間見えるのは、アンサーは決して疑問に対してこれまでのようなQ&Aのような道を辿ろうとしてはいない、ということだ。

<参考記事> nanapiのアンサーが漫画の次にラジオと連携、番組中に吉本芸人がお題を提供

スマートフォンビジネスを語る時「手のひらの可処分時間の争奪戦」と呼ばれることがあるが、アンサーはこの戦いにゲームやメッセージングとはまた違った新しいコミュニケーションを提供しているように思える。

結果もしっかり出ており、nanapi代表取締役の古川健介氏によれば、5月時点で1000万回だった回答数は現時点で1500万回を突破しているとのことだった。4月14日時点で発表されている回答数が600万回だったので加速度が付いていることがよくわかるはずだ。

この成長はどこまで続くのか。注目している。

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