ソフトバンクが感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を開発、本日より一部店舗に設置

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Pepper

ソフトバンクモバイル株式会社と人型ロボット工学のALDEBARAN Robotics SASは、さまざまな技術や機能を搭載した情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を共同で開発したことが話題となっている。

人型ロボットである「Pepper」には、周囲の状況を把握して自律的に判断し行動する、独自のアルゴリズム(計算方法)が搭載されているという。

最新の音声認識技術や、滑らかな動きを実現する関節技術、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定する感情認識機能を搭載するなど、人とのコミュニケーションに特化した機能とインターフェースを備えている。



「Pepper」は、世界中の開発者が作ったさまざまな「ロボアプリ」(動きや会話、センサーなど、Pepperの各機能を組み合わせた動作プログラム)をダウンロードして「Pepper」の機能を拡張できる仕組みも提供する予定だ。

開発者には、「ロボアプリ」を開発するためのSDKを提供する予定となっており、ソフトバンクは2014年9月に、東京で技術仕様や開発方法の詳細などを公開するテックフェスティバルの開催も計画している。



「Pepper」は、2015年2月に本体価格19.8万円(税抜)で発売予定。本日、2014年6月6日より、ソフトバンク表参道およびソフトバンク銀座に「Pepper」が設置される。「Pepper」の配置店舗は順次全国に拡大していく。

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