ヘッドフォン端子を用いた開発ボード「クイックジャック」、外部電源不要でスマホ連携機器を開発

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スマートフォンと連携する周辺機器といえば、  Micro USBケーブルやLightningケーブルを使った有線接続か、Wi-FiやBluetoothによる無線接続が一般的に用いられている。

しかし、NXPセミコンダクターズN.V.が発表した「クイックジャックソリューション」は、多くのスマートフォンに標準搭載されている3.5mmのヘッドフォン端子を利用してスマートフォン連携機器を開発できる新たなソリューションだ。

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このソリューションは、外部センサー、スイッチ、周辺機器、その他のデバイスを対象とした汎用インターフェースとして開発。ヘッドフォンジャックを利用することで低価格な機器開発が可能なほか、ヘッドフォンジャックから電源を供給することで外部電源も不要。Micro USBやLightningポートが別の機器に使われていた場合の補助的な役割も担うことができる。

ソリューションにはヘッドフォン端子を搭載したマイクロコントローラ「LPC812」のほか、スマートフォンOS用の無料アプリサンプル、設計ドキュメントも提供。LPC812のソースコードも無料で提供される。

Wi-FiやBluetoothといった無線接続は部材コストが高くつくだけでなく、各国で利用するための認可取得も必要になる。また、アップルのLightning規格も公式な製品として販売するためにはMFiの取得が必要であり、こちらも開発コストが高い。

ヘッドフォン端子を利用したスマートフォンの周辺機器は「ChatPerf」のようにいくつも開発されているが、こうした開発用のソリューションが提供されることでより低価格かつ簡単にスマートフォン周辺機器を開発できる環境が整いそうだ。