起業家が語る「かなりマズかった」失敗例

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Image by Flickr

<ピックアップ> Startup Founder Confesses The Mistakes That Killed His Company Before It Even Got Off The Ground

6月18日に開催される失敗カンファレンス「FailCon」ではセッションのモデレーター(といってもひとつだけですが)をご指名頂きまして、現在、過去にピックアップした記事などの見返しをしております。

海外では失敗の共有は度々記事になっており、定期的に同じような内容が共有されております。例えばこちらのようなものをTHE BRIDGEでも掲載しております。

そしてここにまた新しくひとつ加わる形で、こちらの記事、というか失敗をご紹介します。

Carlos Taborda氏はクラウドアプリのホスティングプラットフォームを運営するスタートアップで、この会社自体はフォーチュン500に顔を並べる企業と取引するなど成功もしているのですが、最近やらかした大きな失敗によって新しいプロジェクトをひとつダメにしてしまったそうです。

詳しくは原文を読んで頂きたいのですが、彼の体験した失敗をこちらに並べてみましょう。大きくは三つです。

  • プロダクトは本当に大きくて火急的な問題を解くモノではなかった
  • アイデアをターゲットとなる顧客にすすめる前に意見を強くは求めなかった
  • 優れた技術者たちを揃えることはできたが、それをマネジメントする十分な知識がなかった

どうでしょうか、文字にすると「どこかでみたことのあるような」失敗ですが、気がつくべきはこのような情報が大量に出回っているにもかかわらず、やはりこのような経験をしてしまう、ということなのだと思います。そのニュアンスはぜひ原文で。

プロダクトが似てようが、私たちのようなメディアが勝手にカテゴライズしようが、どれひとつとして全く同じスタートアップというのはありません。経験はそれぞれです。大切なのはやはり未経験であれば一度こういう場面に遭遇し、経験を重ねて自分のスタートアップなりの解決方法を独自に編み出すしかないのだなと改めて思います。

こういうのを何度も何度も書いておいてなんですが、文字だけで分かった気になるのも大きな失敗なんでしょうね。

via Tech 【G翻訳】

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