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2014年第1四半期におけるスマートフォンの全世界出荷台数は2億7940万台で、そのうち9750万台は中国国内であった。Canalysによる新しい統計で最も目を見張るのは、中国の携帯電話機メーカーXiaomiが初めて世界トップ10に食い込んだことである。
中国国内の消費者のおかげで、今や携帯電話ブランドの世界トップ10の半数が中国メーカーである。Huaweiが3位、Lenovoが4位、Xiaomiが6位でデビュー、そしてCoolpadが8位、ZTEが9位と続く。Samsungが出荷台数の31%を占めて依然として世界トップであり、Appleが16%で2位につけている。
アナリストのTomi Ahonen氏は、Xiaomiが世界トップ10入りしたことでHTCが事実上トップ10落ちしたことを今朝のTwitterでつぶやいている。
BTW Canalys reports now what I’ve told you weeks ago – Xiaomi has entered Top 10 largest smartphone makers in Q1 (ousting HTC)
— tomiahonen (@tomiahonen) 2014, 5月 13
「ところで、Canalysは今頃になって私が先週お伝えしたことを記事にしてます。Xiaomiは、(HTCを退け)第1四半期に10大スマートフォンメーカーの仲間入りを果たしました」(Tomi Ahonen氏)。
Samsungは中国で優勢を維持
Samsungは、中国市場で国内メーカーと競合しながらも18%のシェアで依然先頭を走り続けている。Xiaomiは最新データによる大躍進を遂げ、国内市場で3位に浮上している。Canalysは、中国や全世界上位10社の情報全てを明らかにしなかった。
Canalysによると、Xiaomiは携帯電話の97%を中国本土へ出荷している。したがってスマートフォンの45%を中国国外に出荷するHuaweiのような中国ブランドと違い、真のグローバル企業とは言えない。
XiaomiはAndroidベースの携帯電話を中国、香港、台湾、およびシンガポールで販売している。同社は新たにインドやインドネシアといった主要市場など10ヶ国において今年中にローンチできるよう準備している。先週XiaomiのHugo Barra氏はTech in Asiaに対して今後数週間以内にマレーシアでローンチを予定していると説明した。
via Tech in Asia【原文】
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