
Audi USAは、ロボットを利用した遠隔修理システム「ART(Audi Robotic Telepresence)」を発表した。
ARTはVGo Communicationsの開発したテレプレゼンスロボットを採用したシステム。このロボットは映像と音声のストリーミング機能に加え、遠隔で操作できる機能を備えており、遠隔地にいる修理担当がロボットを自由に操作できるほか、テレビ電話で修理担当と会話することもできる。
修理の際にはAudiのナショナルコールセンターが遠隔からロボットを操作。現地工場の修理担当と同行し、修理箇所を遠隔から確認すると同時にその場で現地担当とテレビ電話で会話することで、修理の迅速化や密接なコミュニケーションが実現できるとしている。
Audiではこれまで電話または自社の車を販売したディーラーへの直接訪問で修理に対応していたが、ARTによってこうした工数を大幅に削減できるとコメント。顧客満足度の向上やセールス向上にもつながると期待している。
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