今日(原文掲載日:7月12日)の日経の報道によると、KDDI は日本の大企業13社と協力し、スタートアップ・インキュベーションを立ち上げることとなった。この動きでは、各社が協業して KDDI の起業支援プログラム「∞Labo(ムゲンラボ)」の次期バッチに、5社の候補者を選抜することになる。
参加企業は、セブン&アイ・ホールディングス、三井物産、コクヨ、大日本印刷、バンダイナムコホールディングス、東急電鉄、三井不動産、プラス、近畿日本ツーリスト、ソフトフロント、パルコ、テレビ朝日、凸版印刷の13社。参加企業はこのプログラムを通じて、スタートアップに資金だけでなく、営業マーケティングデータ(セブン&アイ)やプロダクト開発のデザインノウハウ(コクヨ)など、見えない形のリソースを提供する。
KDDI が既に持つオープン・イノベーション・ファンドとは別の動きであるため、同社はこのインキュベーションから生まれるスタートアップ向けに、新たにファンドを組成する計画である。
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