Alibaba(阿里巴巴)が「医薬品の安全性プラン」をローンチ、バーコードをスキャンすれば医薬品の信頼性が分かる

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Image credit:Sina

Alibaba(阿里巴巴)がなぜ CITIC 21cn(中信21世紀) のような損失を出している医薬品データ管理企業の経営権を、今年初めに1億7123万米ドルで確保したのか、多くの人が理解しかねていたのだが、同社はCITIC 21cnの医薬品電子データベースを同eコマースプラットフォームとクラウドコンピューティングシステムに無事に統合させ、独自の「医薬品の安全性プラン」をローンチする準備をしていると発表した。

Baker & McKenzie のレポートによると、中国は世界の中で多くの偽造医薬品を製造しており、偽造品や基準を満たしていない医薬品の流通は、長期に渡る中国の課題であった。現時点でのプランでは、Alipay (支付宝)や Taobao(淘宝)を使って、市場に出回る薬の包装に記載されたバーコードや電子登録コードを読み取ると、薬の信頼性、違法性、製造情報、流通情報などの情報を得ることができる。

このようなアプリは、電子登録情報を政府機関、製造業者、製薬会社、消費者などの第三機関に提供することを主としていたCITIC 21cnのデータベース無しには機能しないことは明らかだ。 CITIC 21cnのプラットフォームは医薬品、食料品、飲料、農産品や家庭用電化製品までを網羅しており、国内で広く浸透している。

この「医薬品の安全性プラン」には、以前レポートした Alibaba の「未来病院」プランのように、医療を必要とする全てのユーザに対し、何でも揃うワンストップショップを提供したいという考えが背景にある。eコマース大手の Alibaba は、単に情報提供や偽薬を見つけるだけではなく、それ以上のことを目指しているようだ。既に Alipay 経由で診察予約や治療費の支払い、診断書の確認ができるなら、次は当然ながら必要な薬の情報を入手し、薬を購入することになる。

このアプリには「偽薬の発見」、「医薬品の使用期限のお知らせ」、「個人の医薬品使用の管理」、「薬の服用時間のお知らせ」、「オンラインでの専門家との相談」のような機能が期待され、人々のニーズに合ったよりバランスのとれたプラットフォームの提供が可能になるだろう。

医薬品のバーコードは薬の種類、効果、副作用、レビューの分類に使用される。電子登録コードは薬の証明カードに似ていて、いつ製造され、どのように流通しているか、いつ期限が切れるかを教えてくれる。

Alibaba はデータベース内の全ての医薬品のバーコードや電子登録コードを完全に使用できるよう、行政から必要な支援を得ることを期待している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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