イタリアのDYNAMO 3D社が400mm/sでプリント可能な3Dプリンター「D3D ONE-EVO」を開発した。

デンマークの3Dプリンター開発会社Create it REAL社と共同開発を行っている。市販の3Dプリンターの4倍の速さである、400mm/sでプリント可能とのこと。この新技術のおかげで、短時間で大きなオブジェクトを造ることが可能になっているという。

「Remote Diagnostic System」と呼ばれる機能を搭載し、問題が起こった場合にマザーボード上のデータを集め、テクニカルサービスにメールを送付、サポートの品質を向上させるようになっているとのこと。

本体サイズ380x440x450mm、重さ13kg、最大造形サイズ240x240x250mm 、プリント速度30～400mm/s、ノズル直径0.4mmでセカンドノズルも搭載可能、フィラメント径2.85mm、使用可能なフィラメント素材はABS / PLA / FLEXで、その他の素材にも対応する見込み。

なお、ロンドン（9月4～6日）とパリ（10月17～18日）で行われる3Dプリンターショーで公開される。会場で1900ユーロで予約を受け付ける予定だ。