Tencent(騰訊)が再びO2O展開、今度はクリーニング業へ投資

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13過去数年間に数多くのオンデマンドクリーニングサービスが誕生した。その1つの新サービスEdaixi(「E-洗濯」)がTencent(騰訊)からの投資を獲得した。

24tidyGanxike(「ドライクリーナー」)、Xiyigj(「洗濯ヘルパー」)、Ayibang(「メイドヘルプ」)、WeWashなどをはじめとする多くのクリーニングスタートアップと異なり、Edaixiは1990年創業の実績あるクリーニングブランドRong Chain Laundryから生まれた。

Rong Chainの確立されたオフラインクリーニングチェーンとその400万人のユーザによって、O2Oクリーニングにおける競争においてEdaixiは確実に有利なポジションにつけることができるだろう。

ユーザはEdaixiが支給する洗濯袋に衣服を放り込み、WeChatベースのEdaixiアプリで回収時間の選択と支払いをするだけで、72時間以内に洗濯された衣服が玄関まで配達されるのをのんびり待てばよいのだ。Edaixiは従来の1点毎の課金ではなく、洗濯袋1つあたり99元課金する。Edaixiは衣服以外にもエアコン、家具カバー、革製品および靴のオンデマンドクリーニングも提供している。

Edaixiは、提携を決めたのはTencentがO2Oコマースのノウハウを知っているからだ、と語っている。2014年はTencentにとってO2Oの年、と言えるだろう。Edaixiへの投資に先立ちTencentは中国版YelpのDianpingの20%、eコマースのJDの15%、中国のローカル告知サービス大手58.comの19.9%の株式をそれぞれ取得している。

現在は北京・上海・深センで展開しているEdaixiだが、中国全土へのサービス拡大を計画中だ。平均で1日あたり1,000件の受注があるが、今年末までに1日あたり1万件の受注を目指している。また、洗濯物の回収時間を短縮するため、各地域に1万人の配送業者を配置することを予定している。

【原文】

【via Technode】 @technodechina

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