Xiaomiの新型フラッグシップスマートフォンであるMi4が昨日北京で発表された。Tech in Asiaは実動デモ機をチェックすべく現地で取材を実施した。
発表資料上では、Mi4はほぼ予想されていたとおりのスペックだった。ハイエンドのスペックがたったの1,999元(322米ドル)である。本記事の末尾に先代フラッグシップMi3とのスペック比較表を掲載したので参照いただきたい。
この最新機種は先代までのものに比べてiPhoneに似ている。これは丸みのあるコーナーと、メッキ加工された金属製バンドが全体を縁取っている構造によるところが大きい。
しかし、手にとってよく見ていくと違いがより明らかになってくる。5インチスクリーンのXiaomiはそのサイズにしては軽量で、結果としてまだ薄く感じられる。私がテストしたモデルでは背面パネルが全方向できっちりはまってはいなかった。
新たなライバルであるOnePlusのように、Mi4の背面カバーは木目(写真参照)、革、ファブリック、翡翠など数多くのデザインパネルに交換可能だ。
Xiaomiは、画面周りのベゼル幅最小化と画面サイズ最大化をすばらしいレベルで実現した。またAdobe RGBカラースケールの採用により、iPhoneよりさらに広い色域を誇っているとしている。
そしてカメラについてだが、これは短時間のテストでも非常に印象的だった。F値1.8開口部13メガピクセルのカメラはシャッターボタンを押した瞬間に撮影できる。逆光補正の動作は良好で、鮮やかな色で撮影できる。これがサンプル写真だ。
1点残念だったのが、NFC非対応だということ。最近の有名ブランドAndroidスマートフォンでNFC非対応はちょっと驚きである。フラッグシップフォンに搭載しないとはちょっとばかげてはいないか。
概して、Xiaomi Mi4は期待に違わぬスペックとデザインを備えたすばらしいスマートフォンだ。多少の組み立ての甘さとNFC非搭載を気にしないのであれば、Mi4はまさに8月の買い物リストに加えるべき商品だろう。(China Mobileを利用している読者にとっては9月になる。)
【原文】
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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