
クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で支援の募集を開始したファミリーロボット「JIBO」が、人気を集めている。目標額が10万ドルのところ、現在までに10倍以上となる約150万ドルもの資金を調達。キャンペーン終了日の8月15日までにまだまだ支援が集まりそうだ。
「JIBO」はソーシャルロボット工学のパイオニアであるMITのCynthia Breazeal教授らが開発。アシスタントやカメラマンとして活躍してくれるほかに、メッセンジャー、アバター、読み聞かせといった機能を搭載している。
まずは動画を観ていただきたい。
ご覧いただいたように、動作がとてもユニーク。そして、重要な予定やタスクのリマインドや、指定した家族へのメッセージを伝達、笑顔認識機能で家族の自然な写真を撮影、家族とテレビ電話するときのアバター、音と映像を伴うインタラクティブな読み聞かせ、といった行動が可能。まるで家族の一員として生活を共にするようなファミリーロボットとなっている。
JIBOは家庭内のWi-Fiネットワークに接続し、自分の顔や声をJIBOに認識させて利用する。iOSやAndroidアプリも用意されており、JIBOのネットワークに含めることも可能とのこと。
また、JIBO Storeを用意し、JIBOのスキルを拡張したり能力をカスタマイズしたり出来るようになるとのこと。JIBOに装着する物理的なアクセサリーも販売予定という。
現在行われているプロジェクトでは、「JIBO」1台で499ドルから入手可能となる見込み。プラス50ドルで日本を含む米国外への発送にも対応している。発送時期は2015年12月が予定されている。
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