
<ピックアップ> Sidecar launches Shared Rides topping off the least original day in the shared economy
Uberが相乗りサービス「UberPool」を発表してすぐ、ライバルのLyftも同様の相乗りサービス「Lyft Line」を公開。似たようなルートの相手を探して割り勘という、これまでとは根本的に違うアプローチの「値下げ」を実現して新進気鋭の二社が既存タクシー業界を揺るがしにかかっている…と思ったら三社目もここに参戦してきました。Sidecarです。中身はほぼ同じ。
ここでSidecarですか。先日掲載したシェアリング経済マップをみても分かる通り、Sidecarは比較的新参者の部類に入ります。創業は2012年2月でこれまでに2000万ドルほど調達完了。
<参考記事> シェアリング経済の主要プレーヤーがわかる一枚のインフォグラフィック
相乗りは欧州の「BlaBlaCar」が有力で、長距離移動が多い欧州ならではのサービス、という印象がありましたが、ここにきて「さらに価格破壊してタクシー料金をひっくり返す」手段として(必ずタクシー料金と比較しているのが理由ですが)注目が集まるのはなかなか興味深いポイントです。
シェアリング経済というのはマーケットプレース(オークション、フリマ)、家事手伝い、移動、スペースと大きくカテゴライズされて各種プレーヤーが生まれていますが、ラクスルのように空いた印刷工場を共有するアイデアもそのひとつと言えばそうなります。この辺りはまだまだ何かアイデアが出てきそうです。
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