Bluetooth接続で解錠できるスマートな南京錠「Noke」

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自転車の鍵をなくしてしまって困った思いをしたことがある人は多いだろう。この問題を解決するために、ユタ州を拠点にしている会社 FŪZ Designs は、BluetoothでiOS端末か、Android端末と接続し解錠することができるタイプの南京錠「Noke」を開発した。

「Noke」はKickstarterで資金調達を実施している。目標金額の10万ドルに対して、すでに3倍以上の約36万ドルの資金が集まっている。これだけでもこのプロダクトへの期待と、プロダクトが解決してくれる課題のニーズの高さが伺える。

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ユーザはまずアプリをスマートフォンにダウンロードする。すると「Noke」の端末を見つけ、Bluetoothで接続される。一度接続させれば、「Noke」に近づいたときにポケットからスマートフォンを取り出すことなく解錠可能になる。

スマホアプリ上から「Noke」に関するいくつかの設定も可能だ。解錠される距離だったり、「Noke」の鍵が空いているときにプッシュ通知されるようにできたり、自分以外にも解錠できるユーザの設定などができる。

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「Noke」は防水性となっており、バッテリーも普通に使えば1年は持つという。

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万が一、スマホのバッテリーが切れてしまっていたり、持たずにいたとしても解錠できる。FŪZ Designsが現在特許出願中の技術に、「Quick-Click technology」というものがある。これはユーザが自分でアクセスコードをカスタマイズできるという仕組みだ。

アクセスコードを入力する様子

Quick-Click technologyでは、長いタップと短いタップを組み合わせて、解錠のためのコードを設定することができる。スマホが使えない状態でもこのコードを入力することで解錠できるという。

「Noke」の出荷は2015年2月を予定している。

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