AmazonがTwitchを9億7000万ドルで買収、その理由とは

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<ピックアップ> Twitch CEO: Here’s Why We Sold to Amazon For $970 Million

今朝からネット系ニュースはこれ一色ですね。そりゃそうです。もうGoogleが買収した、なるほどね、広告収入モデルもぴったりだし、なによりもYouTubeあるんだからもうそこのコンテンツとしては最高ですよね、Justin.tvよく頑張ったよね、いやあよかったよかった、これで本体はめでたく幕引き…と、そこまで話が進んでいたわけですから。

速報的に事実関係は既にこの辺りに出ているのでそちらに譲るとして、Amazonがゲーム実況中継のTwitch買収を公式に発表、金額は9億7000万ドルの「キャッシュ」で確定という話題です。Wall Street Journalと最近よくみかけるインサイダー系ニュースブログのThe Informationが一報だった模様。

さてさて、冒頭の通りTwitchは正直、Google/YouTube連合と一体化した方がパフォーマンスは出そうな雰囲気がありました。なぜ突然Amazonなのでしょうか。

ここにTwitchのCEO、Emmett Shear氏がユーザーにあてたメッセージが公開されています。

書いてある内容はユーザーへの感謝といった叙情詩ですが、一応、Amazonに買収された理由として「Amazonはこのコミュニティを信じ、自分たちの価値と長期ビジョンを共有してくれた。そしてそのゴールに最短で辿り着く支援をしてくれるんだ」と語っております。ピックアップした記事にもある通り、Twitchのユーザーは現在5500万人、Twitchは米国のストリーミングライブビデオのトラフィックボリュームの43.6%を占めるという調査もあるほどの人気サイトです。

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さらにAmazonは今年の4月にセットトップボックスのFire TVをリリースしており、その上でゲームプラットフォームの展開も開始しています。そういう文脈からゲームコミュニティの獲得、ということも考えられなくもないですが、それにしては9億7000万ドルの「キャッシュ」は巨額です。ちなみにThe Vergeではこの流れでTwitch買収を考察しているようでした。

また、最近話題に上がっているAmazonの新しい「Google対抗」アドネットワークも相性よさそうなのでどう絡んでくるか興味深いところです。

ちょっと意外な組み合わせなのか、ベストマッチなのかはこれからの動き次第ですが、できることなら「さすがベゾス師そうきたか」とうならせてくれるもうひと展開頂きたいと期待しております。

via Tech

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