
中国のQSQM Technologyは、「Uncia DLP 3D Printer」(以下Unicia)という光造形式の3Dプリンターを開発した。
現在、同社はクラウドファウンディングサイトIndiegogoにて、Uniciaを299ドルから手に入れることができるキャンペーンを開催している。
Uniciaは、低価格帯3Dプリンターの中では主流となっているFDM(積層式)ではなく、DLP(光造形式)のタイプの3Dプリンターだ。光造形式は、積層式に比べると繋ぎ目ができずにキレイな造形物をつくることができるとされている。
本体のサイズは、350×200×700mmで重量は16kg。出力できる造形物のサイズは最大102x77x170mm、解像度は100μmとなる。造形物の素材に使うUV硬化樹脂はUnicia専用品である必要はなく、波長400nm付近の光で硬化するUV硬化樹脂であれば利用できるという。
現在開催中のIndigogoのキャンペーンでは、Unicia本体のキットが299ドル、プロジェクター付のキットは599ドルから手に入れることができる。発送は2014年9月が予定されている。
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